140『ワイルド・スワン』 ユン・チアン 初版1993年
纏足(てんそく)を強いられた最後の世代で
15歳で軍閥将軍の妾になった祖母
日本の過酷な占領政策を体験し
夫とともに共産党で昇進する母
家族ともども文化大革命に翻弄され
イギリス留学を果たす著者
・・・本書が中国本土で出版される見込みはまったくないとされる
原題
Wild Swans: Three Daughters of China (London, 1991)
概要
激動の中国近代史を背景に、清朝末期の錦州で祖母の誕生からユン・チアンの1978年のイギリス留学までの一族の苦難の歴史を冷静な目でとらえた傑作。文化大革命の混乱と狂気なかに青春を過ごし一族への迫害に耐え毛沢東の真実の姿に目覚めていく自分自身を描いている。
読むきっかけ&目的&感想
個人の視点で描いた中国の近代史、というのに惹かれて読んでみた。
好みの度合 ★★★★☆
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