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2011年8月の1件の記事

2011年8月11日 (木)

242~244 備忘録「動植物観察 ~ノンフィクション&フィクション」

動植物観察・・・ノンフィクション&フィクション

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242 『ソロモンの指環―動物行動学入門』 コンラート・ローレンツ 初版1963年

原題(独語): Er redete mit dem Vieh, den Vögeln und den Fischen (1949)
英訳版: King Solomon's Ring (1952)

「魔法の指環などなくとも、私は知りつくした動物となら話ができる」 ノーベル賞受賞の生物学者が、動物たちの生態を生き生きと描く不朽の動物学エッセイ。

243 『平行植物』 レオ・レオーニ 初版1980年

原題(イタリア語): la botanica parallela (1976)
英題: Parallel Botany (1978)

ツキノヒカリバナ、フエフキトッキ、マネモネ……。想像上の「平行世界」に棲む、奇妙で優美な植物たち。その起源と形態を、学術論文めいた叙述と、詩情豊かなスケッチで描き出す。レオーニの壮大な幻想博物誌。

244 『フューチャー・イズ・ワイルド』 ドゥーガル・ディクソン、ジョン・アダムス 初版2004年

The Future is Wild は、2003年にイギリスで製作されたテレビ番組、及びそれに基づいた書籍。

冴えた着想、しかもめっぽう面白いこの未来の博物誌で、地質学者であり古生物学者のディクソンと、自然史テレビスペシャルのプロデューサー、アダムスは、今から2億年後の地球にはどんな生命が生きているのかに思いを馳せる。惑星進化についてコンピュータを使った約110ものイラストを駆使し、著者たちは、地球全体に広がる超大陸(パンゲアIIと呼ばれる)いっぱいに、青い大きな空飛ぶ翼竜や、発光性のサメ、象の体とイカの触腕と「スター・ウォーズ」のジャバ・ザ・ハットの顔を繋ぎ合わせたような森に住む巨大なイカなどを描き出す。こうした生物は、驚くほど微細な点まで描き出されている。

未来の生物を想像するに当たって、あらゆる科学分野の助けを借りた著者たちは、「未来の植物や動物が、現在ある種から進化しうること、実際にそういう生物がいてもまったく不思議はないと納得できること」を目指したと言う。中にはマンガすれすれのイラストもあるが、ほとんどは至ってリアルで、子どもや若者を夢中にさせずにはおかない。基盤となる研究の質の高さと各章の刺激的な語り口は、ティーン・エイジャーを、そして大人をも議論に巻き込み、挑戦を突きつけるに足る科学情報であることは間違いない。

pencil読むきっかけ&目的&感想

それぞれ何で知ったかは忘れてしまったけど、いつか読もうとチェックしていた本。なんだか人間中心じゃない本を読みたくなって、チェックしていた本の中から適当に選んで借りてみた。

さくら好み ★★★★

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