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2010年7月 7日 (水)

215『走ることについて語るときに僕の語ること』 村上春樹 初版2007年

村上春樹が、
はじめて
自分自身について
真正面から綴った
9章+2

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foot概要

1982年秋、専業作家としての生活を開始したとき、彼は心を決めて路上を走り始めた。それ以来25年にわたって世界各地で、フル・マラソンや、100キ ロ・マラソンや、トライアスロン・レースを休むことなく走り続けてきた。旅行バッグの中にはいつもランニング・シューズがあった。走ることは彼自身の生き 方をどのように変え、彼の書く小説をどのように変えてきたのだろう?日々路上に流された汗は、何をもたらしてくれたのか?村上春樹が書き下ろす、走る小説家としての、そして小説を書くランナーとしての、必読のメモワール。    

foot読むきっかけ&目的&感想

ジョギング本を探していて見つけた。本書を見つけるまで、村上春樹がフルマラソンを走るようなランナーだとは知らなかった。選手ではない一般ランナーがどういう風に走っているのか興味があったので読んでみた。

さくら好み ★★★★★

彼がどういう風に走っているかだけでなく、彼にとって走るとはどういう事なのかが伝わってきて、とても気持よく読めた。とはいえ特に心に残るような文章があったわけでは無いのに、自分が走っている時にふと彼の描いた情景が心をよぎり、彼の情景を自分で体感してはじめて腑に落ち、その情景が心に焼き付けられた。私が走り続けていれば、それはこれからも起こるだろう。そんな何とも楽しい経験の源泉となるような本だった。

本書を読んで村上春樹像を少しリアルに脳内で描けるようになった。彼は彼の著書『1Q84』の登場人物「天吾」に似ていると思った。というか、「天吾」だけじゃなく『1Q84』の色々な登場人物に似ていると思い、改めて『1Q84』って村上ワールドなんだなぁと強く感じた。

footマイジョグ中の風景
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Dvc00005Dvc00002 無理しないスピードで・・・foot

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