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2010年6月24日 (木)

209『ニュートリノ 天体物理学入門 ~知られざる宇宙の姿を透視する』 小柴昌俊 初版2002年

イタリアの物理学者エンリコ・フェルミは
この見えない粒子を「ニュートリノ」と呼んだ

これはイタリア語の語根から組み立てた言葉で
「小さな中性のもの」を意味する

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cd概要

あらゆる物質を通り抜けてしまう不思議な粒子ニュートリノを観測することによって、いままで見えなかった宇宙の奥の奥まで見ることができるようになった。宇宙誕生の1秒後の姿からミッシングマスの正体まで、知られざる宇宙の実像が浮き彫りにされる。

cd読むきっかけ&目的&感想

科学ジャーナリストであるサイモン・シンの『ビッグバン宇宙論の 後に宇宙物理学者・佐藤勝彦の本を数冊読んで、もう少し詳しく知りたいなと思う事がいくつかあった。それは、車椅子の理論物理学者ホーキングの虚時間の宇宙論、ノーベ ル物理学賞受賞者である小柴昌俊のニュートリノとカミオカンデ、インフレーションの名付け親である宇宙物理学者アラン・グースの宇宙論、などだ。それで一 般読者向けの本を探して読んでみることにした。ホーキングのを読んだので、次に小柴昌俊のを。

さくら好み ★★★★

税金を使って好きな研究をさせて貰えるのだから、無駄遣いしないで成果の残せるプロジェクトにしなければ、という風な記述が繰り返されていて、それが印象に残った。宇宙論は、佐藤勝彦やホーキングのような理論屋さんと、ハッブルや小柴昌彦のような観測屋さんで成り立っている。現代の大規模観測プロジェクトは係わる人数も予算も多いから、そのリーダーの重責は半端無いんだと改めて思った。

本書を読む目的だったニュートリノやカミオカンデについての記述も、簡潔であるものの小柴昌彦さんの視線を感じることが出来るものになっていて、興味深く読むことが出来た。面白かった。

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*ニュートリノ カミオカンデ スーパーカミオカンデ

cd著者

061110_1 小柴昌俊(こしば まさとし、1926年9 月19日 - )は、日本の物理学者。2002年「天体物理学とくに宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献」によりノーベル物理学賞を受賞。

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