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2009年10月29日 (木)

137『風の帰る場所 ~ナウシカから千尋までの軌跡~』 宮崎駿 初版2002年

1990~2002 インタビュー集

だから もっと本質的な映画を作んなきゃ
駄目だっていうことだけは確かですね
『本質的ってなんだろう?』っていう話になると
『わからんけど本質だよ』っていう話になって(笑)

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bud概要

12年間を費やして行なわれた5本のインタヴューを完全ノーカット収録。「ナウシカ」「トトロ」「千と千尋の神隠し」は、どのように生まれたのか?  全12万字超で、宮崎駿本人だけが語り得る真実がついに明らかになる。      

bud読むきっかけ&目的&感想

図書館でたまたま眺めていた本棚に並んでいた本書が目にとまったので、借りて読んでみることにした。

さくら好み ★★★☆☆

手塚治、ディズニー、庵野秀明、高畠勲について語るところは、知っている事が多かったけど面白かった。本書を読み終えてから、すごく久し振りに『天空の城ラピュタ』と『紅の豚』を見た。宮崎アニメは古くならないね。飽きない。happy01

bud覚書

「ディズニーのヒューマニズムの、あの偽物加減とかね、ああいうもんの作りものくささみたいなのがね。だから、やっぱりディズニーの最高の仕事というのはディズニーランドだったんだなっていうふうに思います。やっぱり好きじゃないですね。エンターテインメントっていうのは、観ているうちになんかいつの間にかこう壁が狭くなっててね、立ち止まって『う~ん』って考えてね、『そうか、俺はこれでは駄目だ』とかね(笑)、そういうふうなのが理想だと思うんです。なんかこう・・・・・入り口の間口が広くて、敷居も低いんだけど、入っていったら出口がちょっと高くなってたっていう。壮絶に高くなることは無理ですよ、それは」

「だから、観た人がちょっと元気になるとか、ちょっと気持ちが新鮮になったとか、そのくらいのところが僕らの狙い目だなあと思うんだけど。でも、そういう映画を作るためには、やっぱり映像表現とかその内容についても緊張感を失ってはいけないと思うんですけどもね。なかなかそういかないんで困っているんですよ」

budインタビュアー

渋谷陽一

本書のインタビューは、『Cut』の1990年1月号、1992年9月号、1997年9月号、2001年9月号、『SIGHT』の2002年1月号に掲載されたもののノーカット版を掲載している。

Totoro

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