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2009年9月の9件の記事

2009年9月28日 (月)

125,126『アンダーグラウンド』 初版1997年、『約束された場所』 初版1998年 村上春樹 

私が目指したのは 明確なひとつの視座を作り出すことではなく
明確な多くの視座を作り出すのに必要な「材料」を提供することにあった

それは基本的には
私が小説を書く場合に目指しているものと同一である

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karaoke概要

『アンダーグラウンド』 1995年3月20日の朝、東京の地下でほんとうに何が起こったのか。同年1月の阪神大震災につづいて日本中を震撼させたオウム真理教団による地下鉄サリ ン事件。関係者62人のインタビュー。

『約束された場所で アンダーグラウンド2』 「癒し」を求めた彼らが、なぜあの犯罪に行着いたのか? 信者へのインタビュー、河合隼雄(日本の心理学者・心理療法家・元文化庁長官)との対話によって現代の病理に迫る。

karaoke読むきっかけ&目的&感想

村上春樹の『1Q84』というベストセラー小説を読み、作品背景を知りたいなぁ~と思ってネット検索すると、『1Q84』の前に出版した『アンダーグラウンド1,2』が大きな影響を与えているらしい事が分った。『村上春樹「1Q84」をどう読むか』でも、『アンダーグラウンド1,2』が当然のように論旨に上がっていたので、読んでみる気になった。

さくら好み ★★★★☆

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2009年9月27日 (日)

122-124『しゃばけシリーズ 絵本、第六弾、第七弾』 畠中恵 初版2006~2008年

めっぽう体が弱い大店の若だんなと仲間の妖怪が
お江戸を騒がす難事件を解決する

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122 絵本 『みぃつけた』
123 第六弾 『ちんぷんかん』 ・・・短編5本
124 第七弾 『いっちばん』 ・・・短編5本

maple読むきっかけ&目的&感想

第五弾までが面白かったので続きを読んだ。

さくら好み ★★★★☆

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2009年9月26日 (土)

121『ナチ占領下のパリ』 長谷川公昭 初版1986年

ナチ占領下 フランス国民のさまざまなエピソード

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第二次世界大戦中、フランスは4年間にわたってドイツ軍の占領下に置かれた。その間の歴史は、これまでレジスタンスの神話に彩られて紹介されてきたが、実 は、占領ドイツ軍と結託することによって財を築いた者や、ゲシュタポに協力した者など、レジスタンスの活動家とほぼ同数の積極的な対独協力者もいたのであ る。本書に描かれたナチ占領下のフランス国民のさまざまなエピソードは、これまでの偏った歴史を修正する一助となるであろうが、同時に、平和な日常が崩れ た状況にあって、人それぞれが、どのような生き方を選ぶかを知りうる点で、興味深い資料といえよう。

nosmoking読むきっかけ&目的&感想

シャネルの創立者ココ・シャネルが、第二次世界大戦中に貴族出身のドイツ軍将校と愛人関係にあった事を知り、当時、パリの文化人がどういう見の振り方をしたかに興味が湧いたので、それっぽい事が書いてありそうな本書を読んでみた。シャネルについて、もう少し詳しく知りたいとも思った。

さくら好み ★★☆☆☆

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2009年9月23日 (水)

120『CHANEL カンボン通りのシャネル』 リレー・マルカン 初版1991年

日常生活の上での“マドモアゼル”の素顔を
もっとも知っている女性リルー・マルカン
シャネルに対する忠節から長年沈黙していたが
躊躇の果てに本書を
草した

「シャネルは 矛盾そのものの人でした」

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smoking原題  chanel m'a dit.

smoking概要

1954年、カンボン通りにアトリエを再オープン、モード界にカムバックした71歳のシャネル。それから17年間、プレス担当あるいはアシスタント兼話し相手として、シャネルの傍で働き、最後を見守った著者リルー・マルカン。20年の沈黙を破り、日常生活の“マドモアゼルの素顔”を生き生きと蘚らせた。

smoking読むきっかけ&目的&感想

映画『ココ・シャネル』と『ココ・アヴァン・シャネル』を見て、シャネルという女性に興味が湧いたので、彼女に関する本を読んでみることにした。虚実がない交ぜになったシャネル本人の言葉や周囲の噂を元に書かれた物語ではなく、なるべく実像に近い事が書かれた本を読みたかったので、シャネルの晩年を良く知っている著者が書いた本書を読んでみる事にした。

さくら好み ★★★☆☆

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2009年9月19日 (土)

118,119『蜜の味―ミレニアム・ミューズ』 叶恭子 初版1999年/『シーザーの憂鬱―"ゴージャス姉妹"叶恭子の捨てた猫』 佐藤茂 初版2000年

叶恭子の過去を半ノンフィクションで綴った『蜜の味』
その登場人物による暴露本『シーザーの憂鬱』

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kissmark概要

118『蜜の味―ミレニアム・ミューズ』

圧倒的な美貌とゴージャスなライフスタイルで、女性たちの支持を受ける一方で、ミス日本疑惑、複雑な家庭環境、殺人容疑などスキャンダラスな存在である著者が、究極のシンデレラ・ストーリー(?)ともいえる半生を明らかにする。    

119『シーザーの憂鬱―"ゴージャス姉妹"叶恭子の捨てた猫』
「ゴージャス姉妹」叶恭子との17年間の愛と葛藤の日々を、飼い猫シーザーの語りという形で告発。叶が執筆した「蜜の味」の嘘を明らかにする。

kissmark読むきっかけ&目的&感想

スーパー読者モデルとして注目を集め、どこの事務所にも所属せず美香さんによるマネジメントでタレント活動を続け、テレビ番組にもたまにゲスト出演している。そんな叶姉妹のブログがあるというので覗いてみると、半端ない更新頻度と独特のコミュニケーション記事に、意外というかちょっとビックリした。という事もあって、好奇心で読んでみた。coldsweats01

さくら好み ★★★☆☆

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2009年9月13日 (日)

117『一日江戸人』 杉浦日向子 初版1998年

江戸の美女は ふちが薄くて浅い盃を好んだ
盃に口をつけた時 深い形のものより口唇がゆがまず美しいから・・・

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fuji概要

現代の江戸人・杉浦日向子による、実用的かつ、まことに奥の深い江戸案内書。江戸美人の基準、三大モテ男の職業、衣食住など、江戸の人々の暮らしや趣味趣向がこれ一冊でわかる。さらには「殿さま暮らし」は楽かの考察、大奥の仕組み、春画の味わい方まで。著者の自筆イラストもふんだんに盛り込まれ、居ながらにして気分はもう江戸人だ。

fuji読むきっかけ&目的&感想

江戸時代の町人について書かれた図解付きの本が読みたいなあ~、と思って探した本。

さくら好み ★★★★☆

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116『江戸のセンス―職人の遊び心と洒落心』 荒井修・いとうせいこう 初版2009年

扇子の「文扇堂」4代目・荒井修さんのインタビュー録

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扇子職人の浅草文扇堂主人が語り尽くす、江戸職人、庶民のセンス、発想、そして粋のスピリット。江戸の職人は円周率も知らないのに、なぜ文様を描けたの か。「見立て」「のぞき」、そして江戸流の「粋」とは。江戸と京都の職人の違い。江戸庶民の通な遊び。江戸のデザインの特徴等々、江戸職人、庶民文化の生 き証人とも言うべき荒井修の膨大な知識を、案内人いとうせいこうがとことん引き出す。

maple読むきっかけ&目的&感想

江戸時代全体について書いてある『近世庶民文化史 日本文化の原型 別巻』、現代に生きる江戸人について書いてある本書、江戸時代の町人について書いてある『一日江戸人』を併読してみた。

さくら好み ★★★☆☆

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2009年9月 9日 (水)

115『近世庶民文化史 日本文化の原型 別巻』 青木美智男 初版2009年

戦後260年の平和を享受した江戸時代に
“日本文化”の原型がある・・・

「この紙をどこで購入したのか
入手した筆と墨はどこで生産されたのだろうか
そして どうしてこんなに文字が書けたのか」

「何を食べて生きていたんだろう
つい味噌や醤油・酢の生産にも関心が向いてしまう」

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文化は、衣食住をはじめ暮らし全般にかかわる。本書では、現在の我々の文化の源流を江戸時代に求め、日本独自の文化がどのように形成されたかを解明する。俳諧・歌舞伎・浮世絵といった江戸時代に花開いた文化も、日本の古典と中国の文化が不可分に結びつきつつ創造された日本独自の文化である。こうした独自の文化の創造の過程を、まず庶民がどのような暮らしをしていたのか明らかにし、次に文化の享受者である庶民の視点に立って文化全般をみていくという画期的な方法論による日本文化史である。

japanesetea読むきっかけ&目的&感想

江戸時代が舞台の小説『しゃばけ』シリーズを読んで、当時の雰囲気に興味が湧いたので、それらしい本を探して読んでみる気になった。

さくら好み ★★★☆☆

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2009年9月 6日 (日)

114『村上春樹『1Q84』をどう読むか』 河出書房新社編集部 (編さん)  初版2009年

『1Q84』 発売日 2009年5月29日
1Q84』をどう読むか』 発売日 2009年7月22日 

膨大な言説が行き交う前の短い空白の間に書かれた
35人の著者による35の論考
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pencil概要

2009年のベストセラー、村上春樹『1Q84』の賛否を問う。今を代表する35人の論客が、様々な角度から村上春樹の「1Q84」を照射し作品の謎を紐解く。

pencil読むきっかけ&目的&感想

『1Q84』が意外に面白かったので、他人がこの小説のパラレルワールド的な世界構成をどう読んだか、メタファーをどう読み解いたかに興味が湧いたので読んでみた。

さくら好み ★★★☆☆

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