101『厭な小説』 京極夏彦 初版2009年
人間は様々な感情を持つけど、その中の厭な感情にフォーカスしたちょっと風変わりな短編小説集だった。
日常での'通じない会話’で厭な気持ちに徐々に侵食され、次第に虚実がない交ぜになっていく怖さ・・・・・、あり得ない話なのに「その厭な感覚って解る!」と「共感」してしまった。厭な気持ちでも、「あ~何かその感じわかる~」と共感すると、そこにあるのは「快感」なんだね。![]()
物語の創りとしては“厭な扉”が面白かった。“厭な子供”と“厭な先祖”での厭な感覚も「解る」から、不快な描写があるにもかかわらず惹きこまれて一気に読んだ。そして、個人的には“厭な彼女”と“厭な家”での厭な感覚に特に「共感」したので、この二つの短編は読み返して楽しんでしまった。![]()
凄く面白い(!?)小説だった。
覚書
*初出リスト
厭な子供 小説NON 1999年2月号
厭な老人 小説NON 1999年8月号
厭な扉 グランドホテル 1999年3月刊
厭な先祖 小説NON 2002年10月号
厭な彼女 小説NON 2008年12月号
厭な家 小説NON 2009年2月号
厭な小説 書下ろし
著者
1963年生まれ。小説家、意匠家。世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員。全日本妖怪推進委員会肝煎。関東水木会会員。「怪談之怪」発起人。古典遊戯研究会紙舞会員。94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞長編部門、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞受賞。04年『後巷説百物語』で直木賞受賞。著書に『鉄鼠の檻』『絡新婦の理』『巷説百物語』『どすこい。』『ルー=ガルー』『妖怪の理 妖怪の檻』『幽談』などがある。
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コメント
ふふふ おもしろそーだね
図書館で探してみよー^^
投稿: nono1 | 2009年7月 3日 (金) 06時15分
不快感満載なので 読む時は気をつけてね
投稿: さくらスイッチ | 2009年7月 3日 (金) 20時35分
予約した
投稿: nono1 | 2009年7月 4日 (土) 17時55分
不快感を楽しみたい人がいっぱい
投稿: さくらスイッチ | 2009年7月 4日 (土) 19時33分
わーお
「厭な小説」の予約順位は56番目だって (・_・)
すーごい人気あるんだね
「点」は順位が繰り上がって
今 8番目 もう少しだねー (o^-^o)
投稿: nono1 | 2009年7月 6日 (月) 21時01分
こちらの図書館でも あたしが返却した時点で
予約が30名ほどあったよ
あたしは京極夏彦の本を読むの 初だったんだけど
人気あるんだねぇ~ ^^
宇多田はもうスグだね ♪
投稿: さくらスイッチ | 2009年7月 7日 (火) 00時20分
おわー
昨日違う本屋さんで見つけた
装丁が面白いね 古本みたいで
nono1も京極夏彦の本を読むのは初めて
気をつけて読んだよ
やっぱり気持ちわるいね
感想 ・・・簡単に印象のみで・・・
長所(゚ー゚)
なかなか面白い設定
短編の主人公が他の短編の
出ている人が次々と出てくる
妄想と雰囲気出し
弱点(^-^;

説明的文章がくどいと思った
もう状況が分っているので次の展開に
進んで欲しいのに
滔々と説明している感じ
投稿: nono1 | 2009年7月26日 (日) 21時17分
おお~ 読んだのね
というか買ったのね
どの短編のタイトルページだったか忘れてしまったけど
虫の潰れたイラストが描いてあるよね
あ~ いやだ!!!
そうだね 滔々とした説明だったね
その厭なくどさ あたしは逆に「上手いな」と思っちゃった
投稿: さくらスイッチ | 2009年7月26日 (日) 21時47分