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2008年11月の7件の記事

2008年11月30日 (日)

069『格差社会―何が問題なのか』 橘木俊詔 初版2006年

日本は第三のグループ「低福祉・低負担の国」

日本は現在すでに「小さい政府」

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fuji 概要

低所得労働者の増大、新しい貧困層の出現、奪われる機会の平等…。教育や雇用などあらゆる場で格差が拡大するなか、いま日本社会に何が起きているのか。格差問題の第一人者である著者が、様々な統計データによって、格差の現状を詳細に検証し、不平等化が進行する日本社会のゆくえを問う。

fuji 読むきっかけ&目的&感想

小泉元首相の頃から「格差社会」という言葉をよく聞くようになった。今更だけど「格差社会」ではどういった事が、どういう問題になるのかを頭の中で整理したくなったので、本書を借りて読んでみた。でもって、頭の中を整理しつつ、今後この「日本社会の格差」がどうなっていくか想像する糸口を掴めたらいいなぁ、と思いながら読んだ。アメリカのサブプライムローンの破綻による経済の悪化は日本にも波及しているし、今後も‘貧困層’が増えていきそう・・・・・、何がどうなるのかな?

さくら好み ★★★☆☆

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2008年11月26日 (水)

068『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』 町山智浩 初版2008年

「アメリカが外国に戦争をしかけるのは地理の勉強をするためだ」
というジョークがある

パスポートを持っているアメリカ人は国民の2割にすぎない

他の8割は外国に関心がない

彼らが外国の土を踏むのは 銃を持って攻め込む時だけだ

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movie 概要

デタラメな戦争、崩壊する経済、暴走する宗教、ウソだらけのメディア、腐敗する政治…ブッシュの8年間でアメリカはかくも酷くなった。

〔初出〕
『週刊現代』 「アメリカで味噌汁」06年7月15日号~08年6月14日号。『論座』 07年3月号。『部落解放』 07年6月号。『サイゾー』 「USAカニバケツ」05年9月号 06年1~3月号 7月号 07年2、4、8号。「映画でわかるアメリカがわかる」07年12月 08年2月号。
上記記事、連載に大幅に加筆、修正。

movie 読むきっかけ&目的&感想

あたしには珍しく、2008年10月10日に出版された新刊を読んだ。知人が購入し、それを面白かったからと貸してくれたのだ。しかし、あたしはこの本の内容を殆ど知っていそうだったので、借りるのをちょっとためらった。でも、せっかくなので借りて読む事にした。「読んでもいない本の内容の大半を知っていそう」とあたしが思ったのは、アマゾンで目次を確認した時、大半はTBSラジオ・ストリーム『コラムの花道』コーナーで話した事と被っていそうだったからだ。

さくら好み ★★★☆☆

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2008年11月12日 (水)

067『ギャラリーフェイク (26)』 細野不二彦 初版2002年

でも、やっぱり 悪いフジタのほうが ホッとするねheart

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art 概要

▼第1話/ちゃぶ台の値▼第2話/激闘! 放れ独楽▼第3話/渇いた空▼第4話/誓いの錠(前編)(後編)▼第5話/老人は美術館を目指す▼第6話/偽藤田営業日記▼第7話/上海蓮華窯炉▼第8話/サトゥルヌスの子供たち

登場人物/ 藤田玲司(贋作専門画廊「ギャラリーフェイク」オーナーで、元ニューヨーク・メトロポリタン美術館学芸員。通称フジタ)、サラ・ハリファ(Q共和国の大富豪の娘。藤田の秘書)

art 読むきっかけ&目的&感想

以前読んだ11巻が面白かったので、ゴヤの『我が子を食らうサトゥルヌス』が題材にされている話が載っている本書も借りてみた。

さくら好み ★★★☆☆

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2008年11月10日 (月)

066『局アナ 安住紳一郎』 安住紳一郎 初版2006年

は届くが 気持ちはかん

あ~テスト・テスト 今、私は人生の
スト中

るいだけでは 未来は

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karaoke 概要

TBSの看板アナウンサーである安住紳一郎アナの初エッセイ本。TBS社員として働くサラリーマンの悲哀や、華やかなテレビ業界の裏側を、ときに真面目に、ときに辛口に綴った痛快エッセイ。『テレパルエフ』2002年11月~05年6月号まで連載したものをまとめる。

karaoke 読むきっかけ&目的&感想

にち10のラジオ放送は2005年4月から始まっており、ポッドキャスト版の配信は2007年7月から始まっている。にち10(にちてん)は、『安住紳一郎の日曜天国』の略で、毎週日曜日の午前10時から生放送しているTBSラジオの番組だ。あたしはポッドキャスト版を今年(2008年)の春頃から聞き始め、あまりに面白いのでバックナンバーで聞ける分はポツポツと全て聞いた。今やすっかり安住ファンになってしまった。

で、そのにち10を始める前に安住アナが書いたエッセイをまとめた本があると知って読んで見ることにした。

さくら好み ★★★☆☆

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2008年11月 9日 (日)

065『セラミックロード 海を渡った古伊万里』写真・白谷達也/文・上野武 初版1986年

江戸時代に焼かれた古伊万里や柿右衛門様式の日本磁器が
ヨーロッパ各地に多数存在している
そして アフリカやインドネシアにも・・・

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wave 概要

① ヨーロッパ(田舎の宮殿に18世紀が眠っていた、シノアズリーと古伊万里、柿右衛門に熱中したシュタルケ王の夢、海辺に町に東インド会社の栄光をたずねた) ②アフリカ(インド洋を運ばれた磁器) ③インドネシア(南海の島々を結んだ海上の道) ④日本(東シナ海につながる磁器のふるさと)

wave 読むきっかけ&目的&感想

ちょっと前に読んだ小学館コミック『ギャラリーフェイク(11)』の第8話/伊万里の道(イマリ・ロード)が面白かったので、その参考文献になっていた本書を読んでみたくなった。

さくら好み ★★★★★

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2008年11月 8日 (土)

064『従軍カメラマンの戦争』 写真・小柳次一/文構成・石川保昌 初版1993年

日本人従軍カメラマンが見た日本兵の姿

主戦を訴えるためでも 反戦も訴えるためでもない「戦争写真」

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camera 概要

昭和13年から敗戦まで中国戦線、フィリピン戦線などに従軍、戦争と兵士を記録し続けた従軍カメラマン小柳次一。敗戦時の強制廃棄をのがれ、半世紀にわたり秘蔵した百数十枚の写真を、鎮魂の願いを込め、今ここに公開する。

<目次> ・歩く兵隊 ・徐州作戦 ・漢口作戦 ・杭州湾敵前上陸作戦 ・カメラマン修業 ・名取洋之助の日本工房へ ・名取洋之助と「報道写真」 ・上海派遣軍特務部報道班嘱託 ・日中戦争始まる ・行軍はつらい ・「戦争はやるもんじゃないですね」 ・八円八拾銭の兵隊 ・素顔の兵隊 ・徴用でフィリピン戦へ ・南京へ逃げる ・奉天八月一五日 ・小柳次一の戦場〔ほか〕

camera 読むきっかけ&目的&感想

日本人カメラマンが日本兵を撮った写真を見てみたいなぁ、と思っていたところ、NHKのETV特集『戦場カメラマン 小柳次一 ~日中・太平洋戦争 従軍5千キロの記録~』(2008.10.05)を見たので、本書を借りてみる気になった。

さくら好み ★★★☆☆

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2008年11月 3日 (月)

063『芸術新潮 1996年4月号』

特集 佐伯祐三の真実

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概要

“佐伯祐三の真実”.....うらぶれたパリの街角を描き続けたこの画家の、どこが私たちを惹きつけるのか? わずか30歳で逝った天性の画家の人生と画業の真実を徹底究明する! (雑誌表紙より)

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読むきっかけ&目的&感想

以前読んだ落合莞爾の『天才画家「佐伯祐三」真贋事件の真実』が面白かったので、その「吉薗佐伯」が載ったという当事の雑誌『芸術新潮 1996年4月号』を読んで見る気になった。

さくら好み ★★★★☆

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