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2008年6月 6日 (金)

030『エンツォ・フェラーリ F1の帝王と呼ばれた男。』 ブロック・イェイツ 第1版1991年

今までエンツォ・フェラーリは

他者の言葉で書かれたことは一度もなかった

20080605b

・・・・・ 概要 ・・・・・

ヨーロッパ近代末期に生まれたカーレースというスポーツは人間の官能を刺激して人気を集めたが、まるで戦争のように人命を奪うスポーツでもあった。誤解をおそれずに言えば、エンツォ・フェラーリはこの強烈な快楽を人生とさだめたのだ。そして放埓を愛し、孤独に甘んじた。

人と人が、技術と、チームとチームが、時には国家と国家がモータースポーツを舞台にしてぶつかり合い覇者になろうとした。1920年代にはアメリカで大衆的なモータリゼーションが起こり、第二次世界大戦が勃発し、戦後は自動車が世界のすみずみまで普及した。その歴史のなかでエンツォ・フェラーリは逞しく生き抜いてみせた。これがフェラーリの神話を生んだ自動車の時代である。

ブロック・イェイは、このエンツォ・フェラーリの人生を7年間にわたって丹念に」取材し調査して得た事実を並べてこの伝記を書き上げた。それがフェラーリ神話を解体することになった。なぜならば、エンツォ・フェラーリは、自分の社会的人格を通して巧みに形成し、その仕上げとして回想録を自家出版し続けた。あるいはまた自分がコントロールできるライターに自伝を書くことを許可した。フェラーリの神話はこうして作り出されたのである。つまりエンツォ・フェラーリは他者の言葉で書かれたことは一度もなかったのである。 <本書 解説 より抜粋>

・・・・・ 読むきっかけ&目的&感想 ・・・・・

F1GP2008も全18レース中の3分の1が終わった。あたしは深夜のTV放送を毎回録画して楽しんでいる。スーパー・アグリが資金繰りに詰まり撤退を余儀なくされたため、出場は全10チームになったが、その中でスクーデリア・フェラーリは別格の感がある。

で、なんとなく、「フェラーリ」の生い立ちやカリスマ的人気を得るに至った経緯が知りたいなぁ、なんて思って探した本。

ちなみにあたしは、フェラーリ・ドライバーのアイスマンことキミ・ライコネンが好き。ミーハーなF1ファンです、はい。^^;

さくら好み ★★★☆☆

なぁ~る程ねぇ~~。フェラーリってイタリア人にとって特別なのね。イタリア人にとってじゃなくても特別なのね。“フェラーリ信仰”を作った男の一生、か。 。。

・・・・・
エンツォ・フェラーリ(Enzo Anselmo Ferrari , 1898年2月18日 - 1988年8月14日)

20080528

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