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2008年6月17日 (火)

034『象は鼻が長い』 三上章 初版1960年

「あたりまえすぎること」

20080617

----- 概要 -----

わたしの主語廃止論は成功するか失敗するかです。失敗すれば、むろんそれきりです。成功すれば―だれも主語だの主述関係だの言わなくなり、言わないことがあたりまえ至極になって、そんなあたりまえ至極なことをムキになってのべ立てたかどでわたしは罰金を取られる、ということもないでしょうが、もはや用がなくなって忘れられてしまいます。そういう忘却の光栄を目ざして、わたしはなおムキになりつづけます。 

日本語の文法的手段のうち、最も重要なのはテニヲハです。中でもです。本書は、問題をその一つに絞って、日本文法の土台を明らかにしようとしたものです。代行というのが中心概念の一つになっています。ガノニヲを代行する、というのです。 <本書より>

ちなみに、1960年に第1版が出され、1964年に増補(第3)版、1969年に改定増補(第4)版が出されている。あたしが読んだのは、1989年に出された第18版。

----- 読むきっかけ&目的&感想 -----

金谷武洋の日本語文法論が、面白そうだったので読んでみた。(実際、とても面白かった。) で、彼は自身の日本語論を、三上章の主張を発展したもの、と言っているので、三上章の本『象は鼻が長い』を読んでみることにした。

さくら好み ★★★☆☆

なるほど! ^^♪

20080607

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